やさしいGhostブートウィザードでWindows PE
ごめん本当はやさしくない。
目的はブートウィザード(Ver11.5)を使ってUSBメモリブートのWindows PEを使ってLANケーブル経由で吸い上げ&展開をやりたい。
対象OSが7/8の64bitであっても必要になるのが「Windows Vista 32bit用のLANドライバ」です。Windows PE 2.0がWindows Vistaベースだから。自分はこれを必ず間違える。
Lenovo E130の場合
メーカからドライバをダウンロードしたときにexeファイルで諦めかけてはイケナイ。実行すると何処かに一時ファイルを展開している場合があるので探しだす。
LenovoはC:\DRIVERS\WIN\LANに展開されていた。これをGhostブートウィザードを実行するPCにコピペしておく。IntelやRealtekなどの製造メーカーから探すよりも楽だった。
実際の手順
- Symantec Ghost Consoleからブートウィザードを選択
- Symantec Ghostブートウィザード-PreOSが起動
- Windows PEを選択して「編集」ボタン
- Windows PEエディタが起動、WinPEを選択して「コピー」ボタン
- Windows PEドライバが起動、名前:「WinPE-E130」、ネットワークドライバタブ、「全てを削除」ボタン(どうせ使わないので不要)、「新しいドライバの追加」ボタン
- 新しいWindowsドライバが起動、「参照」ボタン
- コピペしたフォルダのVista32ドライバを参照、NDIS5とNDIS6の2つに適用、フレンドリ名「LenovoNDIS5-32」、適用可能なOS「VISTA」、「OK」ボタン、イメージファイルを作成し始める
- 出来上がったPEを選択して「OK」ボタン
- Symantec Ghostブートウィザード-PreOS:作成したPEを選択して「次へ」
- Symantec Ghostブートウィザード-イメージの種類:標準Ghostブートディスクを選択、「次へ」
- Symantec Ghostブートウィザード-クライアントの種類:「次へ」ボタン
- Symantec Ghostブートウィザード-ネットワーククライアントの設定:「次へ」ボタン
- Symantec Ghostブートウィザード-ネットワーククライアントアドレス:「次へ」ボタン
- Symantec Ghostブートウィザード-コピー先ドライブ:USBメモリを差し込んでいなかったら、差し込んで「最新の情報に更新」ボタン、「次へ」ボタン
- Symantec Ghostブートウィザード-追加ファイル:「次へ」ボタン
- Symantec Ghostブートウィザード-見直し:「次へ」ボタン
- Ghostブートウィザード警告:「はい」ボタン
- お待ちください、待つ
- Symantec Ghostブートウィザード-完了:「完了」ボタン
あとはE130に作成したUSBメモリとLANケーブルを差し込んでからFn+F12でUSBメモリからブートさせてWindowsPEを起動させる。
いろんなドライバを組み込みたくなる前に、ルーター配下でMulticastでクライアントが見える状態にすれば終ったも同然だと思いますが如何なもんでしょう?