[Ghost][Windows PE]Ghostにネットワークドライバを読み込ませて起動する64bit版
Windows PE 10 のカスタマイズ(基本編)
Windows PE 32bit版を作成してWindows7マシンでブートに成功しているのに、Windows10マシンで失敗しているってことは、「Windows PE 64bit版を作成しなさい」という啓示だと思うので頑張る。

展開およびイメージングツール環境

スタート>アプリ(すべてのプログラム)>Windows Kits>展開およびイメージングツール環境 右クリック「管理者として実行」
コマンドプロンプトが起動する

C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\Assessment and Deployment Kit\Deployment Tools>cd c:\
c:\>

コピペコマンド

c:\>copype amd64 c:\WinPE_64

===================================================
Creating Windows PE customization working directory

    c:\WinPE_64
===================================================
・・・
157 個のファイルをコピーしました
        1 個のファイルをコピーしました。
        1 個のファイルをコピーしました。
        1 個のファイルをコピーしました。

Success

boot.wimのコピー

c:\WinPE_64>copy media\sources\boot.wim boot.wim
        1 個のファイルをコピーしました。

boot.wimのマウント

c:\WinPE_64>dism /mount-wim /wimfile:c:\WinPE_64\media\sources\boot.wim /index:1 /mountdir:C:\WinPE_64\mount

展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.10586.0

イメージをマウントしています
[==========================100.0%==========================]
操作は正常に完了しました。

パッケージの追加

c:\WinPE_64>dism /image:"C:\WinPE_64\mount" /add-package /packagepath:"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\Assessment
 and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\amd64\WinPE_OCs\WinPE-Fonts-Legacy.cab"

展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.10586.0

イメージのバージョン: 10.0.10586.0

Processing 1 of 1 - Adding package WinPE-Fonts-Legacy-Package~31bf3856ad364e35~amd64~~10.0.10586.0
[==========================100.0%==========================]
操作は正常に完了しました。

同様に

  • WinPE-NetFx.cab
  • WinPE-Scripting.cab
  • WinPE-PowerShell.cab
  • WinPE-FontSupport-JA-JP.cab
  • ja-jp/lp.cab
  • ja-jp/WinPE-NetFx_ja-jp.cab
  • ja-jp/WinPE-Scripting_ja-jp.cab
  • ja-jp/WinPE-PowerShell_ja-jp.cab

日本語化

c:\WinPE_64>dism /image:mount /set-allintl:ja-jp
・・・
入力ロケールが次に設定されました: ja-jp
システム ロケールが次に設定されました: ja-jp
ユーザー ロケールが次に設定されました: ja-jp
UI 言語が次に設定されました: ja-jp
操作は正常に完了しました。

同様に

  • /set-InputLocale:0411:00000411
  • /set-LayeredDriver:6
  • /set-TimeZone:"Tokyo Standard Time"

ネットワークアダプタドライバを追加で勘違いしていた

Intel I218-LMのドライバをWindows 10 64bit用をダウンロードして展開しておく。
WinPEというフォルダの中のzipを解凍してからコマンドを叩くとエラーになる。

c:\Users\kenmi_000\Downloads\PROWinx64_win10\PROXGB\Winx64\NDIS62\WinPE\ixe62x64>Dism /Image:"C:\WinPE_64\mount" /Add-Driver /Driver:"ixe62x64.inf"

展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.10586.0

イメージのバージョン: 10.0.10586.0

インストールする 1 個のドライバー パッケージが見つかりました。
1 / 1 をインストールしています - c:\Users\kenmi_000\Downloads\PROWinx64_win10\PROXGB\Winx64\NDIS62\WinPE\ixe62x64\ixe62x6
4.inf:
情報: DISM によるドライバー署名の確認は、実行中の OS のバージョンとターゲット OS のバージョンが一致しないため、スキップされま
した。
エラー - エラーが発生しました。ドライバー パッケージをインストールできませんでした。
詳細については、ターゲット イメージの <windir>\inf フォルダーのログ ファイルを確認してください。

エラー: 2

指定されたファイルが見つかりません。

DISM ログ ファイルは C:\Windows\Logs\DISM\dism.log にあります

よーーーーく嫁、Readme.txtを読めと自分に言いたい。対応するPEのバージョンが古いのだ。つまりWinPEって書いてあるけど、PE5.0では使えないのさ。

ドライバーの追加方法

だいだい、よくわからんのにチマチマとインストールするのがメンドイ。
DISM を使用してドライバーをオフライン イメージに追加する

.inf ファイルではなくフォルダーを指定する場合は、1 つのコマンド ラインで複数のドライバーを追加できます。フォルダーとそのサブフォルダーにあるドライバーをすべてインストールするには、/recurse オプションを使用します。たとえば、次のように指定します。

Dism /Image:C:\test\offline /Add-Driver /Driver:c:\drivers /Recurse

これだ!!

c:\Users\kenmi_000\Downloads\PROWinx64_win10\PROXGB>Dism /Image:"C:\WinPE_64\mount" /Add-Driver /Driver:"Winx64" /Recurs
e

展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.10586.0

イメージのバージョン: 10.0.10586.0

インストールするドライバー パッケージを検索しています...
インストールする 25 個のドライバー パッケージが見つかりました。
1 / 25 をインストールしています - c:\Users\kenmi_000\Downloads\PROWinx64_win10\PROXGB\Winx64\NDIS62\ixe62x64.inf:
情報: DISM によるドライバー署名の確認は、実行中の OS のバージョンとターゲット OS のバージョンが一致しないため、スキップされま
した。
・・・
(25頑張ってた)

たぶんOKだろう

Ghostのコピー

標準のGhostで作成したWindows PE 2.0のghostフォルダをコピーする

c:\WinPE_64>xcopy /s /e G:\ghost C:\WinPE_64\mount\ghost
C:\WinPE_64\mount\ghost は受け側のファイル名ですか、
またはディレクトリ名ですか
(F= ファイル、D= ディレクトリ)? d
G:\ghost\copy.bat
G:\ghost\ghreboot.bat
G:\ghost\ghvp.bat
G:\ghost\start.bat
G:\ghost\unattend.xml
G:\ghost\gdisk32.exe
G:\ghost\GhConfig32.exe
G:\ghost\ghDplyAw32.exe
G:\ghost\ghost32.exe
G:\ghost\GhWalk32.exe
G:\ghost\ngctw32.exe
G:\ghost\pubkey.crt
G:\ghost\thread.dll
G:\ghost\VPartition.dll
14 個のファイルをコピーしました

PEの自動実行を設定

C:\WinPE_x86\mount\Windows\System32\startnet.cmd

wpeinit
cd \ghost
ghost32.exe
GhWalk32.exe

マウント解除

全てのエクスプローラーを閉じる。

もう一度言います。「全てのフォルダーを表示しているエクスプローラを閉じる」

c:\WinPE_64>Dism /Unmount-Wim /MountDir:"C:\WinPE_64\mount" /Commit

展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.10586.0

イメージ ファイル : c:\WinPE_64\media\sources\boot.wim
イメージ インデックス : 1
イメージを保存しています
[==========================100.0%==========================]
イメージのマウントを解除しています
[==========================100.0%==========================]
操作は正常に完了しました。

対象OSのブートメニュー

Lenovo X250

F1連打 or F12連打>App Menu>SetUp

Security>Secure Boot
Secure boot:Enabled>Disabled

Startup>UEFI/Legacy Boot Both- CSM Support:NO>Yes

で、ghostは?

Windows PEは起動できたんだけど

X:\windows\system32>wpeinit
X:\windows\system32>cd \ghost
X:\ghost>ghost32.exe
この種類のイメージのサポートに必要なサブシステムがありません。
X:\ghost>GhWalk32.exe
この種類のイメージのサポートに必要なサブシステムがありません。

惜しい!!あと少しだ・・・

実は無理

「この種類のイメージのサポートに必要なサブシステムがありません。」が表示されたら動かすのは無理らしい。
http://www.os-museum.com/windowspedismbasic/windowspedismbasic.htm

ghost2.5を使っていたので、ghost3.0にすれば解決するらしい。